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VRプロジェクトの計画、ファイルとフォルダーの設定のベストプラクティス

更新日時: 2025/10/01
一貫した設計および開発体験を確保するために、ファイルやフォルダーは効率的に構造化し、命名し、管理するようにしてください。このセクションでは、ファイルとフォルダーの命名に関するベストプラクティスと例、およびアクセスやキャッシュ機能などのファイル管理に関する追加の推奨事項を確認します。

フォルダー構造とファイル命名のベストプラクティス

フォルダー構造と命名規則を策定するときは、通常、すべてのファイルとフォルダーの名前が明確かつ詳細であり、簡潔に意味を伝えられるようにします。これにより、各ファイルをより明確に理解でき、ファイルとフォルダーが見つけやすくなるほか、特定のファイルを検索する際の競合を最小限に抑えることができます。
命名やディレクトリ構造に対するアプローチとして絶対的に正しい方法はありませんが、ファイルとフォルダーラベルの具体性が左から右へ増していくことを明確に表す例を次に示します。
{タイプ}/{メジャーカテゴリ}/{ミディアムカテゴリ}/{マイナーカテゴリ}/{メジャー}_{マイナー}_{バリエーション}.{拡張子}
上記の構造を使用すると、blue oak treeの.fbxファイルの場所は次のようになります。
Assets/Props/Trees/Oak/tree_oak_blue.fbx
より詳細なファイルとフォルダーを含む命名構造を策定する場合、それらがユーザーにとって何を表すかを示すラベルを使用することもできます。例えば、キャラクタータイプや、「ハード」対「ナチュラル」といったサーフェスの属性を使用できます。

避けるべきファイルとフォルダーの命名規則

命名規則をさらに簡素化し、チームが探しているものを確実に見つけられるようにするために、通常、以下に該当する名前とラベルは避けることをおすすめします。
  • 過度に複雑な用語または俗語。必ず世界中のオーディエンスを念頭に置くようにしてください。
  • 他のチームと混同される可能性のあるラベル。
  • チームが日常的に使用するツール、製品、またはコードコンポーネントに類似した名前。製品や機能が公開された後は特に問題になる可能性があり、また、新しいチームメンバーはこれらのコード名を認識できません。
  • サードパーティのソフトウェア製品やハードウェア製品。特に、他社が所有する商標および知的財産に関連する製品。
  • 頭文字の使用。やむを得ない場合もありますが、プロジェクトを拡大してチームメンバーが増えると、問題が生じる可能性があります。

ファイル、フォルダー、プロジェクトビルドのベストプラクティス

ファイルとフォルダーの管理は非常に大きなトピックであり、アプリの規模とともに管理の規模も拡大します。プロジェクトを開始する際には、以下の推奨事項も併せて覚えておくようにしてください。
フォルダーの深さを最小限に抑える: フォルダー構造をできるだけフラットに保つように最善を尽くします。理想的には、フォルダーのレベルを最大5階層に制限します。これにより、ファイルの検索に必要な時間を節約し、チームがフォルダー構造のサイズと複雑さのために検索を断念する必要がなくなります。
バージョン管理: 特に複数のプラットフォームで公開する予定の場合は、ビルドのステージング領域を作成し、バージョン番号をインクリメントします。一般に、{メジャー}/{マイナー}/{ホットフィックスの番号}という例のようなスキーマを使用することをおすすめします。セマンティックバージョン管理について詳しくは、semver.orgをご覧ください。
APKとシーンバンドルを個別にビルドする: シーンには重いアセットが多数含まれるため、これらを個別にビルドすることを強くおすすめします。これにより、コンテンツやコア機能を個別に変更できるようになり、APKを反復処理する際の時間を大幅に節約できます。
ウイルス対策ソフトウェアのスキャンを最小限に抑える: セキュリティは常に考慮する必要がありますが、各ファイルのアップロードをスキャンするウイルススキャンソフトウェアを使用すると、ビルド時間が50〜60%長くなる可能性があります。したがって、総合的な観点からビルドフォルダーはウイルス対策スキャンから除外することをおすすめします。
適切なファイアウォール構成を行う: ネットワークファイアウォールは、キャッシュサーバー、分散ビルドエージェント、マルチプレイヤーサーバーなどの特定のサービスへのアクセスをブロックする可能性があることに注意してください。将来的に問題が発生しないような方法でファイアウォールを構成してください。
一貫したビルドターゲットを使用する: 単純なことですが、チームが同じターゲット出力フォルダーにアップロードするようにファイル管理プロセスを計画します。これによりファイルを常に整理でき、どのファイルがいつ誰によってどのフォルダーにアップロードされたか分からないという事態を回避できます。
アクセスレベルの管理を検討する: アプリの範囲とチームの規模が大きくなるにつれて、特定のフォルダーへのアクセスや、ファイルへの書き込みや編集、ファイルの表示を行えるユーザーを一定のレベルでコントロールしたい場合があります。例えば、特定のタイプのprefabを担当のアーティストだけが調整できるようにしたい場合などです。
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