VRコンポジターレイヤー
更新日時: 2026/04/17
このガイドでは、Unrealアプリにコンポジターレイヤーを実装する方法について説明します。詳しくは、
コンポジターレイヤーをご覧ください。
Unrealでは、コンポジターレイヤーは
ステレオレイヤーAPIを通じて実装されています。ステレオレイヤーAPIは、Unreal Engine 5でMeta Questヘッドセットのみ対応しています。
デフォルトでは、コンポジターレイヤーは常に、シーンにあるすべてのオブジェクトの最上部に表示されます。[Supports Depth (深度をサポート)]を有効にすると、コンポジターレイヤーが深度を考慮し、カメラに近いシーン要素によって隠れるようになります。複数のレイヤーを使っている場合、[Priority (優先度)]設定を利用して、レイヤーが表示される深度の順序をコントロールできます。値が大きいほど優先度が高くなります(例えば「1」は「0」の上にレンダリングされます)。
Meta Questアプリには、最大16枚のコンポジターレイヤーを追加できます。この制限を超えるレイヤーはレンダリングされません。
[Supports Depth (深度をサポート)]を有効にするとパフォーマンスに影響が出ることに注意してください。この機能は慎重に使用し、必ずその影響を確かめるようにしてください。
Unrealでコンポジターレイヤーの例を表示する場合は、以下のページをお読みください。
コンポジター レイヤーを作成する方法:
- アクターを作成し、レベルに追加します。
- アクターを選択し、[Add Component (コンポーネントを追加)]をクリックして[Stereo Layer (ステレオレイヤー)]を選択します。
- [Stereo Layer (ステレオレイヤー)]オプションで、[Stereo Layer Shape (ステレオレイヤーシェイプ)]を[Quad Layer (クワッドレイヤー)]、[Cylinder Layer (シリンダーレイヤー)]、[Equirect Layer (正距円筒レイヤー)]のいずれかに設定します。
- [Stereo Layer Type (ステレオレイヤータイプ)]を[Face Locked (顔ロック)]、[Tracker Locked (トラッカーロック)]、[World Locked (ワールドロック)]のいずれかに設定します。
- [Quad Stereo Layer Properties (クワッドステレオレイヤープロパティ)]または[Cylinder Stereo Layer Properties (円筒ステレオレイヤープロパティ)]で、ワールドユニットのオーバーレイディメンションを設定します。
- コンポジターレイヤーが常にシーンジオメトリの一番上に表示されないようにするには、[Stereo Layer (ステレオレイヤー)]で[Supports Depth (深度をサポート)]を選択します。これはパフォーマンスに影響する可能性があることに注意してください。
- [Texture (テクスチャー)]を、コンポジターレイヤーとしてレンダリングするテクスチャーに設定します。図形固有のプロパティ([Quad Size (クワッドサイズ)] (クワッドレイヤーの場合)、または[Quad Stereo Layer Properties (クワッドステレオレイヤープロパティ)]や[Cylinder Stereo Layer Properties (シリンダーステレオレイヤープロパティ)] (その他の図形の場合)内の寸法設定)を使って、コンポジターレイヤーのサイズを調整します。
- レイヤーフィルターを選択します。詳しくは、レイヤーフィルターとMQSRをご覧ください。
コンポジターレイヤーをUMG UIウィジェットに接続する方法:
- ウィジェットブループリントを作成し、必要なUI要素を追加・編集します。
- 同じアクター内で[Stereo Layer (ステレオレイヤー)]を含むアクターを選択し、[Add Component (コンポーネントを追加)]をクリックして[Widget (ウィジェット)]を選択します。
- ウィジェットの表示がコンポジターレイヤーと一致するようにするため、Widgetの[Draw Size (描画サイズ)]と[Pivot (ピボット)]を、ステレオレイヤーの[Quad Size (クワッドサイズ)]に合わせて調整します。
- ウィジェットの[Render in Main Pass (メインパスでのレンダリング)]を無効にします。代わりに、ステレオレイヤーコンポーネントによってウィジェットがレンダリングされます。
- ウィジェットとステレオレイヤーのコンポーネントを含むアクターに、ウィジェットのテクスチャーでステレオレイヤーを更新する以下のブループリントのようなロジックを追加します。