Meta XRシミュレーターのスタートガイド
更新日時: 2025/11/13
Standalone XR Simulator
このドキュメントでは、新たにリリースされたスタンドアローンXRシミュレーターについて説明します。古いバージョンのMeta Core SDKは、完全には互換性がない可能性があります。問題が発生した場合は、プロジェクトから「com.meta.xr.simulator」パッケージを削除し、Meta XRシミュレーターのトグルを使って、このシミュレーターをOpenXRアクティブランタイムとして設定します。レガシーでの使用については、アーカイブされたXRシミュレーターのドキュメントを参照してください。Meta XRシミュレーターは、XRアプリ開発と開発マシン上でのテストの時間を短縮するためにビルドされた軽量のエクステンデッドリアリティ(XR)ランタイムです。このページでは、Meta XRシミュレーターの簡単な概要と、インストールと使用の基本的な手順について説明します。
このシミュレーターは、モバイルやPC VRのランタイムと同じXR API仕様に準拠しており、実際に使っているエンジンのIDEにそのまま統合できます。これには事前定義された入力マッピングスキーマがあり、そのユーザーインターフェイスから、ランタイムがどのように最終的なビューを合成し入力をシミュレーションするかを知ることができます。
Meta XRシミュレーターは、Meta Core SDKパッケージを使用したOpenXRアプリで動作します。ただし、最適なエクスペリエンスを実現するために、
次のステップを完了して、Meta XR開発用にUnityプロジェクトを完全に設定することをおすすめします。
- 以下のいずれかのOSで動作する開発マシン。
Windows 10以降(64ビット)
macOS 10.10以降(ARMのみ)
Additional macOS requirements
macOSでMeta XRシミュレーターを実行する場合、Unityプロジェクトに以下がインストールされている必要があります。
- Unity OpenXRプラグインv1.13.0以降
- Meta XR CoreまたはオールインワンSDK v66以降
Meta XRシミュレーターはスタンドアローンアプリです。次のリンクを使用して、使用するOSのリリースノートを確認し、インストーラーをダウンロードしてください。
XRシミュレーターをアクティブ化するには、Unityの上部ツールバーの[Play (プレイ)]ボタンの横にあるXRシミュレーターアイコンをクリックするか、[Meta] > [Meta XR Simulator (Meta XRシミュレーター)] > [Activate (アクティブ化)]に移動します。コンソールに[Meta XR Simulator is activated (Meta XRシミュレーターがアクティブ化されました)]というタイトルのログメッセージが表示され、アクティブ化が成功したかが示されます。
シミュレーターをUnityのOpenXRランタイムとして設定している場合、シミュレーターUIのスライダーは、Meta XRシミュレーターが正常に接続されていてもアクティブであることを示しません。これは想定された動作です。
グローバルアクティベーションの場合は、以下の
ガイドをご覧ください。
物理ヘッドセット上での開発に戻るには、[Meta] > [Meta XR Simulator (Meta XRシミュレーター)] > [Deactivate (非アクティブ化)]を選択して、Unityのシミュレーターを非アクティブにします。
Unity内からシミュレーターを停止することをおすすめします。このアプローチでは、今後の反復作業のためにシミュレーターウィンドウを保持して再初期化する必要を排除するため、より迅速に作業を開始できます。
Meta XRシミュレーターは、開発マシンの以下のソースからの入力をマッピングすることにより、Meta Questヘッドセット、コントローラー、手の入力をシミュレーションします。
- キーボードとマウスの入力
- Xboxコントローラー
- Meta Quest Touchコントローラー
シミュレートするMeta Questの入力を選択するには、次のようにします。
- Meta XRシミュレーターUIで、[Input Simulation (入力シミュレーション)]タブを開きます。
- [Active Inputs (アクティブ入力)]で、シミュレートする入力を選択します。
開発マシンの入力がどのようにMeta Questにマッピングされているかを確認するため、[Input Bindings (入力バインディング)]タブを開きます。このタブには、キーボード、マウス、Xboxコントローラー入力を使ったシミュレーション対象ヘッドセットのコントロールに関する詳しい情報が表示されます。一部のよく使う動作には、事前にプログラミングされている便利なショートカットがあります(つかむ動作や頭の連続的な回転など)。
UnityでビルドしたHorizon OSアプリをMeta Quest Touchコントローラーを使ってテストする際、開発中に加えた小さな変更を検証するためにヘッドセットの着脱はしたくないものです。Meta XRシミュレーターを使えば、ユーザー入力としてTouchコントローラーを使い続けながらアプリをテストすることができます。
- Meta XRシミュレーターウィンドウで、[Inputs (入力)] > [Physical Controllers (物理コントローラー)]にクリックします。
- [Device (デバイス)]で、接続されているデバイスを選択します。自分のデバイスが表示されていない場合は、[Refresh (更新)]を選択してデバイスのリストの表示を更新してください。
- [Install Data Forwarding Server (データ転送サーバーをインストール)]を選択して、データ転送サーバーアプリをヘッドセットにインストールします。このアプリは、コントローラーからの入力データを、ヘッドセット経由でXRシミュレーターに転送します。
- MQDHを開き、[File Manager (ファイルマネージャ)] > [Apps (アプリ)]に移動します。
- com.oculus.xrsamples.xrsimdataforwardingserverアプリの右側にある[...]を選択し、[Launch App (アプリを起動)]を選択します。ヘッドセットでデータ転送サーバーが起動するはずです。
- ヘッドセットの中を見ると、Meta XR Simulator - Data Forwarding Server (Meta XRシミュレーター - データ転送サーバー)と表示されているはずです。Meta XRシミュレーターでは、Connected to Headset Server (ヘッドセットサーバーに接続済み)と表示されます。
- XRシミュレーターで[Connect Physical Controllers (物理コントローラーを接続)]を選択して、コントローラーを接続します。
- [Calibrate Controllers (コントローラーを調整)]を選択し、自分の前の、自分とデスク上のヘッドセットの間にあるコントローラーをつかみます。コントローラーがその位置に調整されるはずです。
コントローラーを動かしたりボタンを押したりすると、Meta XRシミュレーターが反応します。キーボードやマウスを使ってカメラを動かすことができます。
プロジェクトでOpenXRを使っている場合、Meta XRシミュレーターにUnityの追加パッケージは不要です。UnityアセットストアのMeta XRシミュレーターパッケージは廃止されました。