開発

クラウドストレージAPI (廃止)

更新日時: 2025/03/11
Cloud Storage V2 shut down
クラウドストレージV2は2025年1月31日に廃止されました。廃止に関するよくある質問への回答については、クラウドストレージV2廃止に関するよくある質問をご覧ください。バックアップの代替ソリューションについては、クラウドバックアップをご覧ください。

クラウドストレージV2リファレンス(レガシー)

クラウドストレージV2を使用すれば、Meta Questアプリからデバイス間やインストール環境間でデータの保存、同期、読み込みを行えます。クラウドストレージV2を有効にすると、それぞれのアプリまたはアプリグループについて、アプリの起動時と終了時にローカルのデフォルトディレクトリとクラウドの間で同期されます。選択的同期パスを指定することにより、デフォルトの場所からの相対パスで指定してファイルやディレクトリを選択的に同期することもできます。
クラウドストレージV2では、次のような使用例がサポートされています。
  • アプリの使用環境やインストール環境の間で進行状況を保存する。ユーザーは、保存したデータを失うことなく、アンインストールと再インストールを行うことができます。
  • デバイス間で進行状況を共有する。ユーザーは、デバイス間でデータを同期できます。
  • 障害回復を提供する。デバイスをなくしたりデバイスが損傷したりした場合や、ローカルデータが破損した場合、ユーザーデータを復元できます。
クラウドストレージV2は、Riftアプリでのみサポートされていたクラウドストレージ機能を置き換えるものです。
This is a Platform SDK feature requiring Data Use Checkup
この機能や他のPlatform SDK機能を利用するには、データの使用状況の確認(DUC)を完了する必要があります。DUCは、開発者ポリシーを遵守していることを確認するためのものです。チームの管理者は、ユーザーデータの利用がプラットフォームガイドラインに沿っていることを証明する必要があります。アプリレビューチームがDUCを審査して承認するまで、プラットフォームの機能はテストユーザーのみが利用可能です。
注: Meta QuestデバイスでクラウドストレージV2にアクセスできます。クラウドストレージを使用してユーザーの個人情報を保管しないでください。

クラウドストレージV2のクイックリファレンス

クラウドストレージV2の機能と要件の概要を次に示します。
  • アクセス許可: デフォルトの場所が外部ストレージであるため、クラウドストレージV2を使用するAndroidアプリにはWRITE_EXTERNAL_STORAGEアクセス許可が必要になります。詳しくは、Android向けドキュメントのアクセス許可の概要およびWRITE_EXTERNAL_STORAGEをご覧ください。注: Androidでは、Meta Questソフトウェアのバージョン19以降、WRITE_EXTERNAL_STORAGEアクセス許可が不要になりました。
  • 競合の解決: アプリの起動時に、クラウドとローカルデバイスの間にファイルの競合がある場合、ユーザーは、デバイスのデータかクラウドのデータのどちらかを選択するよう求められます。アプリの起動をキャンセルすることもできます。
  • パスとファイル名に関する制限: すべてのプラットフォームとの互換性を保つために、パスの全長を260文字以内に制限する必要があります。個々のファイル名が255文字を超えないようにしてください。
  • ファイルタイプ: クラウドストレージV2を使用してあらゆるファイルタイプを保存できます。
  • ファイルの数とサイズ: 各ファイルの最大サイズは10 MBで、1つのアプリまたはアプリグループにつき100個のファイルを同期できます。
  • 選択的同期: オプションで、特定のフォルダーやファイルを同期対象として指定できます。選択的同期のファイルパスの先頭にはスラッシュを使用します。ディレクトリ名、ファイル名、ファイル拡張子にはワイルドカード文字(*)を含めることができます。その他の特殊文字および一部のファイル名は許可されていません。詳しい要件については、選択的同期をご覧ください。
  • コードでのローカル保存場所の取得: ファイルを保存するユーザーデバイスのディレクトリを取得するには、ovr_CloudStorage2_GetUserDirectoryPath()メソッドを使用します。

開発者ダッシュボードでクラウドへの保存を有効にする

クラウドストレージを使用するには、開発者ダッシュボードで明示的に有効にする必要があります。その手順は以下のとおりです。
  1. Meta Horizon開発者ダッシュボードにサインインします。
  2. アプリを選択します。
  3. 左側のナビゲーションで、[Development (開発)] > [Cloud Storage (クラウドストレージ)]を選択します。
  4. [Cloud Storage (クラウドストレージ)]ページで、[自動クラウドバックアップを有効にする]オンにします。
    これにより、ユーザーデバイスのデフォルトディレクトリからクラウドにファイルが同期されます。
    プラットフォームの互換性に関する理由から、CON、PRN、AUX、NUL、COM1、COM2、COM3、COM4、COM5、COM6、COM7、COM8、COM9、COM0、LPT1、LPT2、LPT3、LPT4、LPT5、LPT6、LPT7、LPT8、LPT9、LPT0という名前のファイルはクラウドに同期されません。詳しくは、Windowsデスクトップのファイルの名前付けをご覧ください。

選択的同期

オプションで、選択的同期パスを設定することにより、デフォルトディレクトリからの相対でファイルやディレクトリのサブセットを同期できます。

パスを設定するには

[Selective Sync (選択的同期)]で、[Add new path (新しいパスを追加する)]をクリックします。
注: 同期場所を設定するオプションが表示されない場合は、クラウドストレージV2オプションを有効にした後、保存を行ったか確認してください。
  • パスを入力します。パスの要件は次のとおりです。
    • 先頭にスラッシュを使用します。
    • ディレクトリ名に1セットのワイルドカード文字(**)を含めることができます。
    • ファイルの名前および拡張子に複数のワイルドカード文字(*)を含めることができます。
    • その他の特殊文字(\ : ? “ < > | &)を含めることはできません。これらの文字が含まれるパスは無視されます。
    • 260文字より長くすることはできません。個々のファイル名が255文字を超えないようにしてください。
    例えば、/scores/*.datは有効な選択的同期パスです。
  • [Submit (送信する)]をクリックします。

選択的同期パスを変更または削除するには

開発者ダッシュボードで選択的同期パスを簡単に変更または削除することができます。
  • 開発者ダッシュボードで、アプリまたはアプリグループを探し、[Cloud Storage (クラウドストレージ)]に移動します。
  • [Cloud Storage (クラウドストレージ)]ページで、[Cloud Storage V2 (クラウドストレージV2)]の下にある[Selective Sync (選択的同期)]の表から、変更するパスを見つけます。
  • その行の省略記号(...)ボタンをクリックし、[Edit (編集する)]または[Delete (削除)]を選択します。
  • パスの編集が終わったら、または削除を確定するために、[Submit (送信する)]をクリックします。

コードでデバイスの同期場所にアクセスする

クラウドストレージを有効にすると、ユーザーがアプリを起動または終了したときに、デバイスのデフォルトディレクトリまたは選択的同期ファイル/ディレクトリが自動的に同期されます。
  1. デバイスの保存場所を取得するには、ovr_CloudStorage2_GetUserDirectoryPath()メソッドを呼び出します。
  2. 次に、Message_GetStringを使用して、その呼び出しの結果を解析します。
これにより、そのデバイスのユーザーのデフォルトの保存場所を示す文字列が返されます。選択的同期パスは、このディレクトリからの相対パスになります。このパスを使用して、クラウドストレージと同期されるローカルデータを書き込んだり取得したりします。

クラウドストレージV2をテストする

開発者ダッシュボードの[Cloud Saves (クラウド保存)]ページの[Cloud File List (クラウドファイルリスト)]セクションで、開発者アカウントに関連付けられたアプリの実行時にクラウドへの保存をテストできます。アプリの実行時に同期されているファイルがこのセクションに表示されます。予期したとおりに表示されない場合は、指定したパスに問題がある可能性があります。
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