開発

Meta QuestのAndroidシステムプロパティの構成

Androidシステムプロパティを使って、Meta Questヘッドセットデバイスのさまざまな構成オプションを調整できます。構成上の変更は、アプリ実行中に加えることができます。これは、システムプロパティへの変更内容をデバッグしたりテストしたりする上で便利です。その他のシステムプロパティにより、動画キャプチャ時にさらに多くのオプションが提供されます。システムプロパティに加える変更は、再起動すると失われます。

Meta QuestのAndroidシステムプロパティの取得と設定

以下のセクションでは、Meta QuestのAndroidシステムプロパティを取得したり設定したりする方法について説明します。

準備

Androidシステムプロパティにアクセスするには、Meta QuestがAndroid Debug Bridge (ADB)経由でコンピューターに接続されていることが必要です。Meta QuestヘッドセットでのADBの使用について詳しくは、ADBのトピックをご覧ください。

Androidシステムプロパティ値の設定

Androidシステムプロパティにアクセスするには、OSシェルを起動し、USBまたはWi-Fi経由でADBとMeta Questヘッドセットの接続を確立します。システムプロパティの値を設定するためのコマンド形式は、次のとおりです。
adb shell setprop <name><value>
このコマンドで、<name>はAndroidシステムプロパティを表し、<value>は設定する値を表します。例えば、GPUレベルを4に変更するためのコマンドは、次のようになります。
adb shell setprop debug.oculus.gpuLevel 4

Androidシステムプロパティ値の取得

setpropによってすでに構成されているAndroidシステムプロパティの値を確認するには、getpropコマンドを使用します。例えば、GPUレベルを取得するためのコマンドは、次のようになります。
adb shell getprop debug.oculus.gpuLevel
debug.oculus.gpuLevelが以前に設定されていた場合は、その値が返されます。

Meta QuestのAndroidシステムプロパティ

プロパティ
説明
debug.oculus.refreshRate
デバイス固有、72 (デフォルト):
Meta Quest: 60、72
Meta Quest 2: 60、72、80、90、120
Meta Quest Pro: 72、80、90
Meta Quest 3: 72、80、90、120
Meta Quest 3S: 72、80、90、120
表示リフレッシュレートを設定するために使います。サポートされるレートは、デバイスによって異なります。この設定を変更すると、開発時やテスト時に役立つ場合があります。これについて、詳しくはリフレッシュレートのトピックをご覧ください。
debug.oculus.textureWidth
デバイス固有のデフォルト:
Meta Quest: 1216
Meta Quest 2: 1440
Meta Quest Pro: 1440
Meta Quest 3: 1680
Meta Quest 3S: 1680
デフォルトのテクスチャーの幅をオーバーライドするために使用します。
debug.oculus.textureHeight
デバイス固有のデフォルト:
Meta Quest: 1344
Meta Quest 2: 1584
Meta Quest Pro: 1584
Meta Quest 3: 1760
Meta Quest 3S: 1760
テクスチャーのデフォルトの高さをオーバーライドするために使用します。
debug.oculus.cpuLevel
アプリで設定
アプリで設定するCPUレベルをオーバーライドするために使用します。CPUレベルについて、詳しくは電力管理のトピックをご覧ください。
debug.oculus.gpuLevel
アプリで設定
アプリで設定するGPUレベルをオーバーライドするために使用します。GPUレベルについて、詳しくは電力管理のトピックをご覧ください。
debug.oculus.foveation.dynamic
0、1 (ダイナミックFFRを使用するアプリでデフォルト)
ダイナミックFFRを使用するアプリでは、0に設定すると動的ダイナミックを無効にできます。これにより、開発者は設定済みの最も高い中心窩レベルでアプリがどのように表示されるかを確認できます。これは、最も高い中心窩レベルでアプリがどのように表示されるかを詳しく確認し、そのレベル設定が高すぎるかどうかを判断する際に役立ちます。詳しくは、「固定中心窩レンダリング」(/documentation/native/android/mobile-ffr/)をご覧ください。

動画キャプチャ

このセクションのプロパティは、動画キャプチャに関係するものです。
debug.oculus.fullRateCapture
0 (デフォルト)、1
フルリフレッシュレートでの動画キャプチャを有効または無効にするために使用します。デフォルトの場合、動画キャプチャはハーフリフレッシュレートになります。
debug.oculus.enableVideoCapture
0 (デフォルト)、1
動画キャプチャを開始または終了するために使用します。
debug.oculus.capture.width
1024 (デフォルト)
キャプチャする動画の幅を設定。
debug.oculus.capture.height
1024 (デフォルト)
キャプチャする動画の高さを設定。
debug.oculus.capture.bitrate
5000000 (デフォルト)
キャプチャする動画のビットレートを設定します。

参考情報

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